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東方文化学院京都研究所調査映画フィルム : 北支遊記, 1934. 16mm Documentary Film of Field Research in North China, 1934.

 コレクション
資料番号: IRHu MOV 2009/1
東方文化学院京都研究所調査映画フィルム : 北支遊記, 1934., IRHu MOV 2009/1 / 1, 4:00.

東方文化学院京都研究所調査映画フィルム : 北支遊記, 1934., IRHu MOV 2009/1 / 1, 4:00.

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範囲と内容

映画フィルムによる調査記録.

昭和4年(1929)設立の東方文化学院京都研究所(現在の京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター)は, 昭和9年(1934)8月〜9月に塚本善隆・能田忠亮・小川茂樹・長廣敏雄・森鹿三の5名からなる調査団を中国北部に派遣しており, その際に長廣が撮影した16mmフィルム(モノクロ・サイレント・15分)である. 撮影場所は, 北京(当時は北平)市内の北海公園・正陽門・故宮・観象台, 北京郊外の頤和園仏香閣・香山・明十三陵・房山雲居寺, および山西省大同の雲岡寺などである. 撮影技術が未熟なせいもあり, 各カットが短い上に逆光となっている箇所も散見されるが, 当時の中国を伝える貴重な映像である. A documentary film about a survey of Beijing and its suburbs, Datong (Shanxi), etc. by researchers from Toho Bunka Gakuin Kyoto Kenkyujo (Academy of Oriental Culture, Kyoto Institute; predecessor of Institute for Research in Humanities, Kyoto University), in August-September 1934.

2008年春,京都大学人文科学研究所で発見された16mmフィルム4巻のうちの1巻. / 冒頭タイトルに「北支遊記」「昭和九年初秋」「撮影長廣敏雄」とあることから,1934年の撮影であることがわかる.撮影者の長廣敏雄は,東方文化学院京都研究所の研究員.撮影場所は,北京 (当時は北平) 市内の北海公園・正陽門・故宮・観象台,北京郊外の頤和園仏香閣・香山・明十三陵・房山雲居寺、および山西省大同の雲岡寺など.

『遊支日記』の記述と比較すると,「北支遊記」は1934年8月30日~9月17日に撮影されたことがわかる.ただし『遊支日記』によれば,一行は観象台 (9月1日)→故宮歴史博物館(9月1日)→房山雲居寺(9月 2日~4日)→玉泉山(9月9日)→明十三陵(9月13日)→大同(9月16日) の順序で各地を回っているが,フィルムの順序は故宮歴史博物館→観象台→玉泉山→明十三陵→房山雲居寺→大同と全く異なっている.記録映画にしては,かなり大胆な編集が加えられているように思われ,この「北支遊記」は,5 秒以下の短いカットを次々につなぎ合わせる形で構成されており,記録映画としては非常に気ぜわしい作品になっている.逆光で撮影してしまっているシーンも多く,ゼンマイ式カメラによる16mmフィルムの撮影に,長廣がまだ不慣れだったのではないかと感じられる.

日付

  • 作成: 昭和9年初秋. 1934年8月30日-9月17日撮影.

作成者

資料の言語

日本語 Japanese

資料の言語

English

利用条件

本コレクションは, 学術利用・教育研究利用の目的で利用できます.

This collection is open for research.

使用条件

原本は利用できない(デジタル化による).

Original materials are closed.

分量(全体)

1 巻[数量]

要約

昭和4年(1929)設立の東方文化学院京都研究所(現在の京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター)は, 昭和9年(1934)8月〜9月に塚本善隆・能田忠亮・小川茂樹・長廣敏雄・森鹿三の5名からなる調査団を中国北部に派遣しており, その際に長廣が撮影した16mmフィルム(モノクロ・サイレント・15分)である. 撮影場所は, 北京(当時は北平)市内の北海公園・正陽門・故宮・観象台, 北京郊外の頤和園仏香閣・香山・明十三陵・房山雲居寺, および山西省大同の雲岡寺などである. 撮影技術が未熟なせいもあり, 各カットが短い上に逆光となっている箇所も散見されるが, 当時の中国を伝える貴重な映像である.

A documentary film about a survey of Beijing and its suburbs, Datong (Shanxi), etc. by researchers from Toho Bunka Gakuin Kyoto Kenkyujo (Kyoto Institute, Academy of Oriental Culture; predecessor of Institute for Research in Humanities, Kyoto University), in August-September 1934.

編成整理

映画フィルム1本を1つのコレクションとした. ほんらいコレクションレベルの記述データだけで検索手段としては十分なはずであるが, 本検索手段がデジタルアーカイブシステムとともに機能することから, 映像資料特有のデジタルアーカイブオブジェクト把握・理解のための工夫を試みた. コレクションレベルの記述データの下に, 挿入字幕の単位で, 映像データの視聴のための記述データと, 各場面(シーン)の内容把握のための記述データをシリーズとして設定し, とくに前者の下に, 各シーンの経過時間・字幕等をタイトルとした記述データをアイテムとして排列した.

保管履歴

2008年春, 引越作業中の京都大学人文科学研究所で, 7・1/4inch径ブリキ缶に入った16mmフィルム4巻が発見された. そのうちの1巻. 人文科学研究所の前身の1つ, 東方文化学院京都研究所以来, 保管されてきたものとおもわれる.

複製の存在と所在

デジタル化された映像を, このデジタルアーカイブシステムを通して閲覧することができる.

The film can be viewed only by this digital archive system as a digitized movie.

参考文献

つぎの文献を参照した. これらのうち, 安岡孝一論文(2010)に大きく依拠する. 同論文では, 『東方学報(京都)第5冊副刊』pp.431-440を注として引用する.
安岡孝一.「人文研所蔵16mmフィルムとそのデジタル化」.京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター(編).『東洋学へのコンピュータ利用 第21回研究セミナー』予稿集. 京都: 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター, 2010年3月19日.
「遊支日記」東方文化学院京都研究所(編).『東方学報 (京都)第5冊副刊 房山雲居寺研究』.京都:東方文化学院京都研究所,1935年5月.

出所・作成(表示) | Provenance (exp.)

撮影者: 長廣敏雄(ながひろ・としお[NAGAHIRO, Toshio]). 京都大学人文科学研究所.

«ARK(former)»

https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar49649.49649

その他の記述データ

2009年10月28日~11月1日に京都大学総合博物館で開催された「映像と写真で見る東洋学」(同博物館企画展「京都大学総合博物館学術映像博 2009」の特集展示)において一般公開.

参考資料

「遊支日記」. 『東方學報 (京都)第5冊副刊 房山雲居寺研究』. 東方文化学院京都研究所(編). 京都, 東方文化学院京都研究所, 1935年5月, pp.431-440.

安岡孝一. 「人文研所蔵16mmフィルムとそのデジタル化」. 『東洋学へのコンピュータ利用 第21回研究セミナー』予稿集. 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター(編). 京都, 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター, 2010年3月19日.

凡例等

映画フィルム1本の資料をコレクションとして記述データを作成した.

映画内容の把握の便宜のため, 挿入字幕の単位で区切った各場面(シーン)の記述データを作成した.

各シーンの記述データの標題には, フィルム開始からの時間(分秒)を[ ]で括ってはじめに表示し, つづけて挿入字幕の語句を記した.

映画内容の視聴の便宜のため, 挿入字幕の単位で区切った各シーンの映像コンテンツを一つの記述データと対応させた.

挿入字幕の語句の区切り(改行)を含む表示は, 範囲と内容へ表示した.

タイトル
〈東方文化学院京都研究所調査映画フィルム: 北支遊記, 1934〉概要. Guide to Academy of Oriental Culture 16mm Documentary Film of Field Research in North China, 1934.
状態
completed
検索手段著者
記述担当者:安岡孝一, 五島敏芳. 入力者:池田素子, 五島敏芳.
日付
2011-03-15
記述規則
dacs
記述の言語
jpn
スポンサー
京都大学研究資源アーカイブ.
版表示
2009年3月, 平成20年度に, コレクションとして登録. (五島). 2010年3月, 平成21年度に, 映画の挿入字幕の単位で記述データを作成. (池田). 2011年3月, 平成22年度に, コレクション記述を整備. (安岡, 永益) 記述データの構成を調整. (五島).
EAD ID
ark62587ar49649

リポジトリの詳細

つぎのリポジトリの一部: Kyoto University Research Resource Archive リポジトリ

連絡先:
(運営責任部局) 京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum
左京区 吉田本町 Sakyo-ku Yoshida honmachi,
京都市 Kyoto city, 京都府 Kyoto prefecture, 606-8501 Japan