京都市左京区鞍馬本町
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洛味 105集, 昭和36年4月5日発行.
p.27-29「京都の鳥と俳句/川村多實二」所載. カットは猪原大華. 鳥を詠んだ俳句を,鳥の種類毎に列記.ウグイス,ミゾサザイ,ホトトギス,ガン・カモ,ユリカモメなど. 引用句(抄): 山崎や笹鳴近き寺格子 古泉 / 笹鳴や山影かぶる二尊院 池冷 / 鶯の高音や高雄梅が畑 道立 / うぐひすや夢想国師の堂の前 巣兆 / うぐひすはみだれ声なり小関越 暁台 / 黄檗や茶園の中の三十三才 燻風 / 杜宇鳴やら淀の水車 宗因 / ほととぎすふたつの橋の淀の景 惟然 / 時鳥平安京を筋違に 蕪村 / ほととぎす貴布ねへ通ふ禰宜ひとり 来山 / 八瀬にある駕屋三軒ほととぎす 虚子 / ほととぎす啼て入りけり南禅寺 北枝 / 古茶新茶宇治はいそがし時鳥 諷竹 / 雁がねや翼にかけて比良横川 許六 / 広沢やひとり時雨るる沼太郎 / 雁のつら崩れかかるや勢多の橋 北枝 / いざ登れ嵯峨の鮎くひに都鳥 貞室.
洛味 112集, 昭和36年11月5日発行.
p.27-29「近畿地方の淡水魚(上)/川村多實二」所載. カットは麻田弁次. 琵琶湖および淀川流域の魚類について,コイやフナのような一般周知以外の特別な魚類としてイサザ・ヨシノボリ・カジカなどを説明.初めには下等動物など近畿地方の淡水生物分布の概説もあり.取り上げた魚を詠んだ俳句も引用. 引用句(抄): ?網に迷い入りたる鯰かな 涼舟 / 水増して?とれぬ日続きけり 円嶺 / ぬるる袖知りつつ追ひ居たり 田鶴女 / 蕨飯をたいてゐる間をごりの汁 立子 / 杜父魚のえもの少き翁かな 蕪村 / 杜父魚や白山仰ぎ網篩ふ 鹿声.
洛味 113集, 昭和36年12月5日発行.
p.62-65「近畿地方の淡水魚(中)/川村多實二」所載. カットは麻田弁次. 前号の続編. トゲウオ,トミウオ,タウナギ,オヤニラミ,アユモドキなど.
洛味 116集, 昭和37年03月05日発行.
p.32-37「近畿地方の淡水魚(下)/川村多實二」所載. カットは麻田弁次. 前号の続編. ウナギ,モズクガニ,アユ,ウグイ,ヒガイ,ハス,ワタカ,ハヤ,メダカなど.人為的に近畿地方に持ち込まれたライヒーやカムルチーについても記述あり. 文末に附記として,「洛味 113集」川村氏寄稿文中の誤植についての記述.詳細は注記に記す.