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近畿大学々内造園計画平面図 縮尺1:100 京都大学農学部造園学研究室

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資料番号: R 6-2
近畿大学々内造園計画平面図 縮尺1:100 京都大学農学部造園学研究室 (1)
近畿大学々内造園計画平面図 縮尺1:100 京都大学農学部造園学研究室 (2)

範囲と内容

近畿大学本館および農学部周辺の造園計画平面図.

造園学研究室による計画・設計の図面(2013年8~9月の聞き取り調査より).

図面左部に, 計画概説の記載あり. 内容は以下のとおり. 計画概説 一般に大学キャンパスの造園は学校造園よりも公館造園のカテゴリーに近いのであるが, 次の様な点をも考えねばならない特殊性がある. 1 計画の目的 学内の空間を学生・職員の休養に活用し, 又その環境を大学の研究・教育の場としての性格にふさわしく整備すること. 2 計画の制約(特に意匠について) 学生等多数の在学者に必要な動線を確保し, 実用効果のある設計を要すること. 今, 近畿大学の現況には多数の特徴が認められる. これは計画の基礎として上記の原則と共に重要であるから要点を次に列記する. 1 大学の面積に比して学生数が多く, 又学内は各種教室が密集しているから学内の動線が複雑で交通量も多いこと. 2 地下水位が高いから通路の処理や造園には特別の考慮が必要なこと. 3 学内の建築は大半が木造であり, 今後改築が予想されるから可動の簡易材料を主用するのが適当と思われること. 以上を考えた結果として, この計画では次の様な方針をたてた. 1 造園の目的条件 計画を行う空間は狭いので休養に利用しにくいから, 計画は大学にふさわしい環境の造成に重点がおかれる. 2 造園意匠の制約 計画地の狭いことからは, 造園意匠として複雑な非整形式意匠よりも単純な整形式意匠の適当さをも意味する. 3 その他 建築周辺は交通の多いこと, 降雨への備えとして舗装を原則とし, 舗装材料によっても校内美化を図る. 造園樹木も面積の関係から上木は緑陰程度とし, 常緑の花木を下木としてこれに重点をおき, 立地のよいところに植える. 詳細計画の要点を述べて概説の終りとする. 本館周辺 舗装 本館側は巾3.5m.乃至9.5m.の, 四号館側は巾2.0m.のコンクリート平板舗装とする. その全面積は625㎡である. 舗装の基礎は0.1m.厚の中砂利とし, 境界は中砂利, 1, 3, 6, コンクリート各0.1m.の上に0.1m.埋でブロックをすえる. コンクリート平板は0.3m.四方のものを用い, 上面は運動場面から0.2m.高, 運動場へ1%の傾斜をつける. 四号館側には図の様に明色テラライト138枚をモザイク状にはわる. 植栽 本館側の舗装には5ヶ所に1.8m.四方宛のコンクリート平板を外し, ユリノキを緑陰に植えて植孔は鉄格子でふさぐ. 同じく一部に0.9m.四方宛の植孔を設けサツキ各4株を植える. 植孔数は37ヶ所である. 農学部周辺 舗装 ここには1.0m.巾のコンクリート平板舗装を作る. その詳細は本館の例に準ずるが面積は70㎡である. 一部に90枚のテラライトをはめ,又 サツキを植える. 芝生 農学部正面庭は約360㎡の芝生とする. 芝生面は周囲の道路面より0.2m.高で1%以上の傾斜を排水のためにつける. 芝生の一部もコンクリート平板舗装とし, 上記と同様にサツキの植孔をつくって植栽する. なお, 芝生の一部には装飾と通路をかねコンクリート平板を敷き, 芝生周囲はハクチョウゲの低生垣とする. この農学部造園と既設の薬学部造園との釣合は農学部前にツツジを植え, 中間に薬学部芝生を延長することで統一する. 新設する中間の芝生帯は建築線に準じて設置し薬学部芝生と同様にツツジ, ヒマラヤシーダーを植える. この芝生帯には交通の必要以上少くとも図示の2ヶ所には通路を設けねばならない. 各芝生の境界工, コンクリート平板舗装の詳細は本館周辺に準ずる. なお, この計画に必要な造園材料は次の通りである. ヒマラヤシーダー 4本 ユリノキ 5本 ツツジ 12株 サツキ 204株 ハクチョウゲ 200株(株間隔平均0.3m.として) ノシバ 450㎡(全面張付として) コンクリート平板(除テラライト228枚) 約8550枚 テラライト 228枚 コンクリートブロック(長辺0.4mとして) 約1050箇 1, 3, 6 生コンクリート 約11㎥ 基礎用砂利(中玉砂利) 約80㎥

日付

  • 作成: 明治28年(1895)6月〜昭和49年(1974)1月作成.

作成者

資料の言語

日本語 Japanese

資料の言語

English

利用条件

本コレクションは, 学術利用・教育研究利用の目的で利用できます.

分量(全体)

1 枚[数量: ]

編成整理

図面は左右2枚に分けてスキャンした.

物理的特徴

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物理的特徴

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出所・作成(表示) | Provenance (exp.)

京都大学農学部造園学研究室

«ARK(former)»

https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar64812.39594

その他の記述データ

縮尺1:100

リポジトリの詳細

つぎのリポジトリの一部: Kyoto University Research Resource Archive リポジトリ

連絡先:
(運営責任部局) 京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum
左京区 吉田本町 Sakyo-ku Yoshida honmachi,
京都市 Kyoto city, 京都府 Kyoto prefecture, 606-8501 Japan