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東方文化研究所調査映画フィルム : 雲岡石窟, 1938. 16mm Documentary Films about Field Research on Yungang Grottoes, 1938.

 コレクション
資料番号: IRHu MOV 2009/3

範囲と内容

映画フィルムによる調査記録.

東方文化研究所(現在の京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター)は, 昭和13年(1938)から昭和20年(1945)にかけて, 山西省大同の雲岡石窟の調査をおこなっており, その最初の年の4月〜6月に撮影された16mmフィルム(モノクロ・サイレント・35分)である. 撮影者は水野清一. 撮影場所は, 北京〜張家口〜天鎮〜大同の鉄道風景、大同の下華厳寺・上華厳寺・市街地・城壁南門・南善化寺, 大同郊外の観音閣・雲岡寺, そして, 雲岡石窟およびその周辺の映像が, 作品の後半を占める. 石窟調査の金字塔ともいうべき「雲岡石窟」調査の最初期を伝える映像であり, また, 関東軍と晋北政府による北支施策の一端を示す貴重な史料でもある. Documentary films about a survey trip to Beijing, Datong (Shanxi), and Yungang Grottoes, etc. by Toho Bunka Kenkyujo (Oriental Culture Research Institute; predecessor of Institute for Research in Humanities, Kyoto University), in April-June 1938.

2巻のフィルムのうち1巻は,冒頭に「東方文化研究所」「雲岡石窟」「昭和十三年四月—六月」とタイトルがある.もう1巻は末尾に「完了」というエンドタイトルがあり,しかも内容的にはこれらは完全につながっていることから,35分フィルムの前巻・後巻だと考えられる。撮影者の水野清一は,東方文化研究所の嘱託員.撮影場所は、北京~張家口~天鎮~大同の鉄道風景,山西省大同の下華厳寺・上華厳寺・市街地・城壁南門・南善化寺,大同郊外の観音閣・雲岡寺など.そして,雲岡石窟およびその周辺の映像が,作品の後半を占める.

『雲岡石窟調査記』の記述と比較すると,このフィルム「雲岡石窟」は1938年4月9日~6月15日に撮影されたことがわかる.ただし,字幕にもあるとおり,フィルムの順序は日付順にはなっておらず,4月25日に撮影された部分が途中に挿入される形になっている.

日付

  • 作成: 昭和13年(1938)4月9日-6月15日撮影.

作成者

資料の言語

日本語 Japanese

資料の言語

English

利用条件

本コレクションは, 学術利用・教育研究利用の目的で利用できます.

This collection is open for research.

使用条件

原本は利用できない(デジタル化による).

Original materials are closed.

分量(全体)

2 巻[数量]

要約

東方文化研究所(現在の京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター)は, 昭和13年(1938)から昭和20年(1945)にかけて, 山西省大同の雲岡石窟の調査をおこなっており, その最初の年の4月〜6月に撮影された16mmフィルム(モノクロ・サイレント・35分)である. 撮影者は水野清一. 撮影場所は, 北京〜張家口〜天鎮〜大同の鉄道風景、大同の下華厳寺・上華厳寺・市街地・城壁南門・南善化寺, 大同郊外の観音閣・雲岡寺, そして, 雲岡石窟およびその周辺の映像が, 作品の後半を占める. 石窟調査の金字塔ともいうべき「雲岡石窟」調査の最初期を伝える映像であり, また, 関東軍と晋北政府による北支施策の一端を示す貴重な史料でもある.

Documentary films about a survey trip to Beijing, Datong (Shanxi), and Yungang Grottoes, etc. by Toho Bunka Kenkyujo (Oriental Culture Research Institute; predecessor of Institute for Research in Humanities, Kyoto University), in April-June 1938.

編成整理

映画フィルム1本を1つのコレクションとした. ほんらいコレクションレベルの記述データだけで検索手段としては十分なはずであるが, 本検索手段がデジタルアーカイブシステムとともに機能することから, 映像資料特有のデジタルアーカイブオブジェクト把握・理解のための工夫を試みた. コレクションレベルの記述データの下に, 挿入字幕の単位で, 映像データの視聴のための記述データと, 各場面(シーン)の内容把握のための記述データをシリーズとして設定し, とくに前者の下に, 各シーンの経過時間・字幕等をタイトルとした記述データをアイテムとして排列した. / なお, 本資料は, 2巻組で1本を構成するため, 煩雑ではあるが, さらに各巻の単位でシリーズレベルの記述データを分割した.

保管履歴

2008年春, 引越作業中の京都大学人文科学研究所で, 7・1/4inch径ブリキ缶に入った16mmフィルム4巻が発見された. そのうちの2巻で, もともと「雲岡石窟(一)」「雲岡石窟(三)」と記された缶に入っていた. 人文科学研究所の前身の1つ, 東方文化研究所以来, 保管されてきたものとおもわれる.

複製の存在と所在

デジタル化された映像を, このデジタルアーカイブシステムを通して閲覧することができる.

The films can be viewed only by this digital archive system as a digitized movie.

参考文献

つぎの文献を参照した. これらのうち, 安岡孝一論文(2010)に大きく依拠する. 同論文では, 『東方学報(京都)第9冊』pp.315-345を注として引用する.
安岡孝一.「人文研所蔵16mmフィルムとそのデジタル化」.京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター(編).『東洋学へのコンピュータ利用 第21回研究セミナー』予稿集.京都:京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター,2010年3月19日.
水野清一.「雲岡石窟調査記」.東方文化研究所(編).『東方学報 (京都)第9冊』.京都:東方文化研究所,1938年10月.

出所・作成(表示) | Provenance (exp.)

撮影者: 水野清一 京都大学人文科学研究所

«ARK(former)»

https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar61049.61049

その他の記述データ

2009年10月28日~11月1日に京都大学総合博物館で開催された「映像と写真で見る東洋学」(同博物館企画展「京都大学総合博物館学術映像博 2009」の特集展示)において一般公開.

ブリキ缶ラベルは「16ミリ小型・・・・専門店/エヌ・サタケ/京都・六角・烏丸・・・」の名入り.

英文タイトル: Documentary film of Field Research on Unko Sekkutsu, 1938. [まえがき(原案)] このガイドは, 対象とする資料をデジタルコレクションとして収録する際に作成された. / [凡例等(原案)] 映画フィルム1本の資料をコレクションとして記述データを作成した. 映画内容の把握の便宜のため, 挿入字幕の単位で区切った各場面(シーン)の記述データを作成した. (この部分は, 簿冊やファイルの形式の資料における, 件名目録に相当する.) 各シーンの記述データの標題には, フィルム開始からの時間(分秒)を[ ]で括ってはじめに表示し, つづけて挿入字幕の語句を記した. (この記載は, 参照した文献[出版物の項を参照のこと]のうち, 安岡孝一論文[2010]の記載にならった.) 映画内容の視聴の便宜のため, 挿入字幕の単位で区切った各シーンの映像コンテンツを一つの記述データと対応させた. 挿入字幕の語句の区切り(改行)を含む表示は, 範囲と内容へ表示した. 本資料のばあい, 2巻組であるため, 挿入字幕の単位で区切った各シーンの記述データは, それぞれ巻によって区別して作成した. ただし, 記述データへ付した資料番号は, 巻の別に関係なく, 映像の順序で通し番号とした.

参考資料

水野清一. 「雲岡石窟調査記」. 『東方學報(京都)第9冊』. 東方文化研究所(編). 京都, 東方文化研究所, 1938年10月, pp.315-345.

安岡孝一. 「人文研所蔵16mmフィルムとそのデジタル化」. 『東洋学へのコンピュータ利用 第21回研究セミナー』予稿集. 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター(編). 京都, 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター, 2010年3月19日.

注記・凡例等

映画フィルム1本の資料をコレクションとして記述データを作成した.

映画内容の把握の便宜のため, 挿入字幕の単位で区切った各場面(シーン)の記述データを作成した.

各シーンの記述データの標題には, フィルム開始からの時間(分秒)を[ ]で括ってはじめに表示し, つづけて挿入字幕の語句を記した.

映画内容の視聴の便宜のため, 挿入字幕の単位で区切った各シーンの映像コンテンツを一つの記述データと対応させた.

挿入字幕の語句の区切り(改行)を含む表示は, 範囲と内容へ表示した.

本資料のばあい, 2巻組であるため, 挿入字幕の単位で区切った各シーンの記述データは, それぞれ巻によって区別して作成した. ただし, 記述データへ付した資料番号は, 巻の別に関係なく, 映像の順序で通し番号とした.

タイトル
〈東方文化研究所調査映画フィルム: 雲岡石窟, 1938.〉概要 Guide to Oriental Culture Research Institute 16mm Documentary Films about Field Research on Yungang Grottoes, 1938.
状態
completed
検索手段著者
記述担当者:安岡孝一, 五島敏芳. 入力者:池田素子, 五島敏芳.
日付
2011-03-15
記述規則
dacs
記述の言語
jpn
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京都大学研究資源アーカイブ.
版表示
2009年3月, 平成20年度に, コレクションとして登録. (五島). 2010年3月, 平成21年度に, 映画の挿入字幕の単位で記述データを作成. (池田). 2011年3月, 平成22年度に, コレクション記述を整備. (安岡, 永益) 記述データの構成を調整. (五島).
EAD ID
IRHu MOV 2009/3

リポジトリの詳細

つぎのリポジトリの一部: Kyoto University Research Resource Archive リポジトリ

連絡先:
(運営責任部局) 京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum
左京区 吉田本町 Sakyo-ku Yoshida honmachi,
京都市 Kyoto city, 京都府 Kyoto prefecture, 606-8501 Japan