声
70 コレクションおよび/またはレコード 表示:
Academia (44号) / 日本学士会史料集成所 (部分), 昭和36年5月20日印刷. 昭和36年5月25日発行.
p.8-10「京都の鳥/京都美術大学学長 川村多實二」所載.冒頭に川村氏の肖像写真. ペンによる訂正あり. 引用和歌: 「ほととぎす治承寿永のおん国母三十にして経読ます寺/与謝野晶子」/「椋の実を小鳥のむれの来て食むも見つゝ楽しき山の窓かな/信楽香雲」/「音羽山けさこへくればほととぎすこずえはるかに今ぞ鳴くなる/紀友則(古今集)」/「いづかたに鳴きてゆくらむほととぎす淀のわたりのまだ夜ふかきに/壬生忠見(古今集)」/「春雨や加茂の河原の千鳥鳴くなかに傘してよき石を選る/山川登美子」/「かぎろひの夕となれば鳴き落ちる八幡のひばり山崎のひばり/山田弘通」/「大椋の入江の響むなり射部人の伏見が田井に雁渡るらし/柿本人麿」. 川村氏自詠和歌: 「春されば若鮎のぼる木津川の空に来て飛ぶこあぢさしかも」.
VOGEL 15号(昭和32.12) : 日本野鳥の会郡山支部報, 昭和32年12月5日印刷. 昭和32年12月10日発行.
p.1-6「鳥類の心理/京都大学名誉教授 川村多實二」所載. 2-01-10の複本. 誤植有り,「VOGEL 16号」(資料1-16-02)巻末に正誤説明あり,詳細を注記に記す.
VOGEL 15号(昭和32.12) : 日本野鳥の会郡山支部報, 昭和32年12月5日印刷. 昭和32年12月10日発行.
p.1-6「鳥類の心理/京都大学名誉教授 川村多實二」所載. 1-16-01の複本. 誤植有り,「VOGEL 16号」(資料1-16-02)巻末に正誤説明あり,詳細を注記に記す.
オオヨシキリ鳴声採集 : 附コヨシキリ / 白井邦彦採録, 昭和15年七月上ー下旬. 七月十一日日午前七時ー九時.
主に千葉県内でオオヨシキリ(附コヨシキリ)の鳴声を調査し,カナ表記で記録したもの. 内容(抄): 新小岩荒川堤防付近(7月11日)/千葉市綿打池之畔(7月12日)/谷津遊園附近(7月13日)/千葉市綿打池之畔(7月14日)/浜野村田川堤防(7月14日)/佐倉印旛沼附近(7月15日)/佐原利根川堤防付近(7月17日).
しぎの鳴声 / (榎本佳樹氏巣)
表面に「榎本佳樹氏巣/しぎの鳴声」とあり.川村氏による書込か. 調査した鳴き声をアルファベット表記で記録. 内容(抄): きあししぎ/しえしぎ/あたあししぎ/あかあししぎ/だいしやくしぎ/ほうろくしぎ/ちうじやくしぎ/むなぐろ/だいぜん/たげり/いかろちどり/はましぎ/きょうじよしぎ.
ていじん 20巻9号 / 帝国人造絹絲株式会社 (部分), 不明.
p.2-4「鳥の声/川村多実二」所載.
ひかり (7巻2号) / 近畿日本鉄道 (部分), 昭和27年5月5日印刷. 昭和27年5月10日発行.
p.10-12「自然を観賞する人たちに/川村多実二」所載. 文章は完結していないがp.13以後は欠. 引用和歌: 「山里は松の声のみきゝなれて風吹かぬ日は寂しかりけり/蓮月尼(太田垣蓮月)」
ひよどり とび あかはら しじふから / 白井邦彦君採録, 2015年10月.
鳥の鳴き声に関する記録.鳴き声をカナ表記している. 内容(抄): 1 15年10月京都府船井郡高原村にて聞きしヒヨドリ/2 16年8月2日ー10日茨城県鹿島郡徳宿村徳宿にて聞きしヒヨドリ/3 16年8月2日茨城県鹿島郡徳宿村徳宿にて聞きしヒヨドリ/4 16年8月4日茨城県鹿島郡徳宿村徳宿にて聞きしヒヨドリ/5 16年10月3日京都市上京区清浄院境内にて鳴けるヒヨドリ/6 16年12月7日滋賀県舟木にて聞きしヒヨドリ/7 16年12月25日京都府船井郡高原村にて鳴けるヒヨドリ/8 16年20日京都御所上空を飛び行くトビの声/9 16年9月9日千葉県千葉郡千城村全親にて聞きしサシバ/10 16年7月9日静岡県駿東郡須走村にて聞きしアカハラ/11 16年7月19日千葉県千葉郡千城村大草にて聞きしシジウカラ/12 17年6月7日比叡山釈迦堂附近にて啼けるウグヒス.
みそさざい囀り / (井上與惣一博士採録), 1939年1月13日.
1枚目上部に「みそさざい囀り.(井上与(ママ)惣一博士採録)」とあり.川村氏による書込か. 調査した鳴き声をカナ表記で記録. 内容(抄): 1飼育(夜飼)に依るもの/1939年1月13日,1.19,1.24…/2 1939.7.16 須走口一合五寸附近にて, ….
めじろ(「の囀り要素」) / (川村多實二) [直筆ノート]
4つ折りの表面に鉛筆で「めじろ」とあり.2つの用紙を接着した縦長の紙に「めじろの囀り要素」として表が表されている. 表は,行のタイトルに「基本句」「小囀用文句」「挿入句」としてカナによる表記が列記され,列方向にはタイトルはないが12列分の線が入れられ,できたマス目のなかに数字が書かれている.
「両羽博物図譜 : 禽類図譜 / 松森胤保」抜粋 / (川村多實二写)[直筆書写], 昭和13年春.
3-06-05-04と同梱された資料.(「鳥の歌/(台湾/沖縄)旧資料」) 「両羽博物図譜」は「松森胤保が羽前と羽後の動物・植物・昆虫等を精緻な彩色を施して記録した図鑑」(酒田市立図書館HPより).川村氏はこのうち「禽類図譜」の一部を絵も含めて写している. 鳥の鳴き声に関する写しが中心か. 初めに記してある,「酒田市光丘文庫」にて閲覧・書写したものと思われる. 冒頭に「松森翁遺稿」, 本資料を挿む封筒には「松森翁 両羽禽譜」とあり.
京都放送 (10号,昭和37.9) / 京都放送株式会社, 昭和37年9月1日発刊.
p.2-3「京都の秋の鳥/川村多實二」所載.川村氏自詠にと思われる和歌7点収録. 引用和歌(川村氏自詠か)7点: 「秋なれや木犀かほるわが庭に今朝(けさ)しも見たり鵙(もず)の姿を」/「尉鶲(じょうびたき)けふも籬に来て鳴けり敷きむしろして籾乾す家の」/「瑠璃鶲(るりびたき)かすかにきこゆ柿赤く枝に残れる山かひの村」/「鷽(うそ)一羽裏の林にやどり居て庭に来鳴けりきのふもけふも」/「冬来りぬ法然院の藪かげの道に落葉を白腹(しろはら)の掻く」/「土塊(つちくれ)の片面(かたも)に霜の消えのこる麦畑のうねに尾を振るびんずゐ」/「ひとり来て山田の溝の薄氷(うすらい)に餌とめなやむ頬赤悲し」.
全国子飼音の伝統と変化 [直筆原稿] / (著者不明)
飼いウグイスの鳴き方(子飼音)を分類し,地域的特色を論述している.
初夏の動物 / 川村多實二, (昭和11年か.).
雑誌類からの切り抜き,出典不明. 掲載後頁記事「ラツール伯の疑念ーオリンピック東京招致の多難ー/浅野均一」の冒頭に,「第12回オリンピック大会を東京に開催すべき招致運動もその決定の日7月31日を目睫の間において…」とあるため,昭和11(1936)年の出版か.
原稿 (「異常生態の鳥」)
3-04-01(1-3)は封筒に同封.封筒は京都市左京区浄土寺南田町遠藤幸子氏発川村氏宛書留送付用に使用されたもので,宛名面に「異常生態の鳥」と赤鉛筆で書かれている.
原稿・書簡・資料 (「鳥類生態/外来資料」), 1934-07-03
3-04-02は封筒に同封.封筒は東京市淀橋区柏木鹿野忠雄氏発川村氏宛のものを使用し,宛名面に「鳥類生態/外来資料」と青色ペンで書かれている.
原稿・書簡・資料等 (「自著原稿 鳥」), 1947-08-19
背に「自著原稿 鳥」とあり. 3-04-01, 3-04-02, 3-04-03を収納.
台湾産鳥類の啼声に就て / 川村多實二 (日本学術協会報告; 15巻2号抜刷), 昭和14年6月講演. 昭和15年8月.
3-05-01-27「朝鮮産鳥類の啼声に就て」に続き,台湾での鳥声採録の報告.「昨年(昭和13年)3・4月及び本年(昭和14年)4・5月の頃台湾に渡って…」とある. また初頁下部に(おそらく直筆)ペンで「昭和十四年六月口演.従ッテ本年春渡台の収穫ヲ含ミ居ラズ.」とあり. 内容項目(抄): 1緒言/2台湾特産知目鳥科鳥類の啼声/3鶯科,鶲科及鶇科の特産鳥/4雀科烏科鳩鴿科の啼声/5其他の注目す可き啼声の鳥/6結言.
女流歌人と野鳥 / (川村多實二) [校正原稿および直筆資料], (掲載誌印刷の昭和23年06月25日より以前.).
原稿は別人による清書か.掲載媒体についての明記はないが,2-01-11「新世間 第2巻7号(昭和23.7)」に同文掲載. 鳥を詠った女性歌人の和歌を紹介.万葉集に加え,近代女性歌人を16人挙げている.明記された近代女性歌人は次の通り.与謝野晶子/茅野雅子/四賀光子/原阿佐緒 /岡本かの子/山川登美子/九条武子/千家照子/松本はつ子/久保田不二子/中島銈子/若山登志子/今井邦子/山崎静子/石田美枝/桝富照子. 本資料は校正原稿と九条武子・千家照子の歌を列記した資料2点をあわせて1つの袋に収納したもの.封筒に鉛筆で「女流歌人と野鳥」とあり.
寺田氏発 川村多實二氏宛 書簡
鳥に関する情報(とくに大和地方にまつわるもの)の報告と鳥や魚についての質問が書かれている,冒頭に「最近耳に入ったものをご報告仕ります」,後半に「次にお教授戴きたいのですが…」とあり. 日付は文末に「5月9日」とあるが年は不明. 内容(抄): 1ひばりの鳴き声(大和丹波市)/2アカツチョの鳴き声(ホホジロのこと)/3タカ(田シギ)のこと/4昔百舌鳥が…/5ホトトギスの鳴き声/6万葉集には…千鳥の鳴いた事が見えていますが…/7吉野郡大淀町…雀のお宿しているようです/8昨年6月25日の大朝奈良版に人に懐く鳥が八木警察に飼われており…/正月に鳥に餅を与えて豊穣を祈ると言う古い風俗が大和にあります/千鳥は旅鳥の由聞いていますが吉野川のは年中おります/ヤマメとアメノウオはおなじものでしょうか/馬魚といって草を食う魚が現住地の近くにおります.
封筒, 1928-11-15
封筒4点. ドイツより送られた書簡, 宮内庁より講話の要請, 川村氏の作によるスケッチ集.
小鳥の歌 / 川村多實二 (日本学術協会報告; 9巻3号抜刷), 昭和9年7月.
「今夕主題の…」とあることから報告講演の記録と思われるが,講演日時等は不明. 「小鳥の歌の科学的研究は極最近に学者が着手した方面で,未だ幼稚なるを免れない…」と前置きした上で, 鳥の歌の分類4型や,鳴き声の綴り方6法などを説明している.
小鳥の歌の聴き方 / (川村多實二) [直筆原稿]
鳥の鳴き声を愉しむことの勧め.「地鳴き」「囀り」などの分類の説明の後,いくつかの種類の鳥の鳴き方が説明されている.説明されている鳥は次の通り.(記述されていた順,数字は欄外に附されていたもの) 1)スズメ / 5)ツバメ / 4)ヒバリ / 6)ホホジロ / 7)ウグイス / 2)キセキレイ / 3)オオヨシキリなど.
小鳥鳴声の録音放送 / 川村多實二説明 [直筆原稿]
直筆原稿,校正原稿と校正原稿を清書し若干の修正とト書きを加えた最終原稿を一括したもの.最終原稿の末尾に「別にコピーをとりませんから当日私がこの原稿を使いたいと思います残して置いて下さい」とあり. 掲載媒体は,京都放送のラジオ放送であると思われる. 「本日放送の小鳥の鳴声は今年6月京都放送局録音隊が比叡山の釈迦堂付近で録音したものでありますが,レコードをかける前に主な鳥の名前と鳴方を説明申上げておきます」に続いてトラツグミ・シジュウカラ・オオルリ・キビタキなどの鳥が説明されている. 3-06-02-06ど同内容,構成などの違いが見られる.
小鳥鳴声の録音放送 / 川村多實二説明 [直筆原稿]
直筆原稿,3-06-02-05と同じ内容で,掲載媒体は,京都放送のラジオ放送であると思われる. 「京都放送局の録音隊が昨年と本年の6,7月に比叡山其他数箇所で録音せられました鳥の鳴声の内から十数種を選んで今晩此時間に放送せられることになり,私が鳥の種類や鳴方などについて簡単な説明を加えることになりました.」とあり. -05と異なる点は,初めに鳥の鳴声の種類についての説明している点,一種類の鳥の説明の後にその鳥の鳴き声を流し,また次の鳥の説明のあとにその鳥の鳴き声という構成になっている点である.鳥の鳴き声が流れる時間(秒数)が書き込まれている.
岸田日出男氏発 川村氏宛 書簡 (講演内容・鳥の鳴き声に関する情報), 昭和31年3月12日付.
昭和31年5月に予定されている講演内容についての確認と「大峯山脈に啼く初夏の小鳥/辰巳儀一郎氏談」「以下他の人の話」と続けて鳥の鳴き声の情報を伝える内容.別資料に付けられた添え状か.
(放送原稿か)(「愛鳥週間」「鳥の声」など問答) / (川村多實二) [直筆原稿]
愛鳥週間や鳥の鳴き声についての質問と答えが書かれている.インタビュー形式の放送のための原稿か. 質問(抄): 1明後日から愛鳥週間が始まりますが今年はどういう催しがありますか / 2近年は日本の鳥に興味をもつ人が多いですね / 3先生を鳥声研究でかなり広くお出かけになると聴きますが / 4いろいろ変わった面白い鳥にお出会いになったとおもいますが / 5成る可くやさしく通俗的にお願いいたします / 6 成る程ずいぶん地方によって違うんですね / 7地方により個体によりずいぶん違うんですね / 8それは日本でも昔から翻訳してますね / 9雲雀なども翻訳があるようでしょうね / 10ずいぶん複雑なものですね.
新世間 第2巻7号(昭和23.7) / 世間社 ; 九条武子の「鳥の歌」 [新聞切抜] / 川村多實二, 「新世間」: 昭和23年6月25日印刷. 昭和23年7月1日発行. 新聞切抜: 昭和29年4月末.
「新世間」には「女流歌人と野鳥/川村多實二」所載. 女性歌人の和歌を引用.万葉集に加え,近代女性歌人を16人挙げている.明記された近代女性歌人は次の通り. 与謝野晶子 / 茅野雅子 / 四賀光子 / 原阿佐緒 / 岡本かの子 / 山川登美子 / 九条武子 / 千家照子 / 松本はつ子 / 久保田不二子 / 中島銈子 / 若山登志子 / 今井邦子 / 山崎静子 / 石田美枝 / 桝富照子. 3-06-03-01は本資料の校正原稿. 新聞切抜は掲載紙不明.
春の小鳥 / (川村多實二) [直筆原稿]
直筆原稿,掲載媒体等不明. 冒頭で鳥類愛護について触れ,鳥に親しみを持ち,鳥のことをよく知ってほしいという気持ちが書かれ,以後は身近な鳥であるスズメ・ツバメ・ウグイス・ホホジロ・ヒバリなどの鳴き声について書かれている.
昭和11年1月15日付 京都市右京区西院三蔵町戸越時吉氏発 川村多實二氏宛 書簡, 昭和11年1月15日付. 昭和11年1月15日消印.
昭和11年1月15日付 神戸市茸合区藤井秀成氏発 川村多實二氏宛 書簡, 昭和11年1月15日付. 昭和11年1月15日消印.
昭和11年1月15日付大阪朝日新聞朝刊に「鳥にも方言がある/トーキーにして比較研究/ドイツの学者から京大川村教授へ/研究の申込み」が掲載された.当該記事の読者からの書簡. 消印: 「三宮/11.1.15/后4-8」. 宛名面: 「京都市/京都帝国大学校理学部/川村多実二博士殿」. 差出人: 「神戸市茸合区磯上通り五百一三三/藤井秀成/一月一五日」. 文面(抄): 「…本日(15日)大朝ホームセクション/小鳥の方言の■柄が有■…小生実験し■をご報告…/昭和七年初夏初鳥し時より飼養したる純日本/鳥昭和九年初春より人言発し(昭和九年八月二日台朝記載/物云ふ■■■純日本カラス)発音も関西弁にて音■も/人間より太く確実にて…/昭和十一年一月十五日/藤井秀成/川村多實二博士殿」.
昭和11年1月19日付 新京市清和胡同筑紫平蔵氏発 川村多實二氏宛 書簡, 昭和11年1月19日封. 昭和11年1月19日消印.
昭和11年1月15日付大阪朝日新聞朝刊に「鳥にも方言がある/トーキーにして比較研究/ドイツの学者から京大川村教授へ/研究の申込み」が掲載された.当該記事の読者からの書簡. 消印: 「11.1.19/后4-8」. 宛名面: 「京都帝国大学理学部動物学教授/川村多実二様」. 差出人面: 「■baple/19ge■lo-36/新京市清和胡同二〇六/田中■■氏方/筑紫平■」. 文面(抄): 「一月十七日の大朝に『鳥にも方言がある』として記/載されし…知友の/尊父にて完全なる飼鳥の研究を完成門外不出/…/老人なればその体験の絶滅を残念に知友には文/献的にも要点丈書き綴り居きてはと切に話し居る/事乍初めて京大に尊下の存在を知り友の為に/光明を得て学界に何か一■の御力添でも出来/得ればと遠く満州よりその最適任者なる事を/…/老人の鳥と起居を友にする仙居を訪れて…/住所熊本市坪井横町山本寿七氏/その息は山本金吾君/金吾君は熊本動物園の嘱託と…/新京筑紫平■」.
昭和11年1月20日消印, 越中氷見郡太田村国泰寺埜津明道氏発 川村多實二氏宛 書簡, 昭和11年1月20日消印.
昭和11年1月15日付大阪朝日新聞朝刊に「鳥にも方言がある/トーキーにして比較研究/ドイツの学者から京大川村教授へ/研究の申込み」が掲載された.当該記事の読者からの書簡. 宛名面: 「京都帝国大学/理学部動物学教室/川村多實二先生」「越中氷見郡太田村/国泰寺内埜津明道拝」. 文面: 「鳥の方言をご研究の由面白きことに存■/小生のの郷里は山陰松江に有し その後/隠岐島に五ヶ年間在住■■■■/この島の海辺にいる鳥は「カアカア」/とも「ガアガア」とも啼かず,どうきい/てみても「カカヨー,カカヨー」と哀調を/帯びて海で死んだ漁夫がカカ(嬶)を呼/んでいるが如くきこえ興味深く存■こと有■/小生はその方の知識皆無にて或いは鳥の種類も/異るかと存■■■ 新聞をみて思い出し/御参考迄に御一報申上■失礼御免
昭和14年3月17日付 井上與惣一氏発 川村多實二氏宛 書簡, 昭和14年3月17日付.
文面(抄): 「かねがね野鳥誌上にて御高名に接し御高説を拝踊/致しております殊に鳥の歌の分析は深い感銘を以って/熟読致しました…/さて早速乍ら吸気音呼気音に関し疑問有之御多用/中恐縮に存じますが御教へいただければ幸に存じます/昨年暮れ入手した藪鳥を観察中1月初め晴れた朝早く鳴く度に呼気の白く見えるのに気着き鶯の歌と白い息との関係を追求し次の結果を得ました…」.
昭和33年9月6日付 中西悟堂氏発 川村氏宛 書簡, 昭和33年9月6日付.
1.「動物画家と狩猟画家」(おそらく2-05-02,-03,「野鳥」誌へ)の掲載に関する内容. 2.「鳥声録音御稿にてついて」 3.「万葉集のカモメについて」:資料2-05-04に関連した内容. 4.「八ヶ岳」で観察した鳥についての情報.
昭和十三年春・十四年春・十五年春 台湾及沖縄奄美大島旅行収穫 (鳥の鳴き声について) / (川村多實二) [直筆ノート], 昭和13年春.
3-06-05-04と同梱された資料.(「鳥の歌/(台湾/沖縄)旧資料」) 観察した鳥の名前と鳴き声を記録したもの.鳴き声の表記はカナとアルファベットが混在している.
(書簡あるいは書簡下書き)
鳥の鳴き方について書かれた原稿について,修正箇所が指摘・補足している. 川村氏に宛てられたものなのか,川村氏が誰かに宛てるつもりで下書きしたものかは不明だが,鉛筆による加筆がある.
朝鮮産鳥類の啼声に就て / 川村多實二 (日本学術協会報告; 12巻1号抜刷), 昭和12年2月.
「本年5月より7月に亘り朝鮮並に満州の一部に鳥類観察を試みたるが…」とあり,昭和11年のことか. 朝鮮・満州で観察した鳥声を日本での観察と比較している.鳥声の表記にはローマ字を使用. 内容項目(抄): 1緒言/2日本内地で聴かれない鳥声/3内地と鳴声の差異を認め難き鳥/4内地との比較可能なる啼声の鳥/5結言.
松屋筆記 第三 (写し,巻九十四の四十九) [直筆書写] / 川村多實二[写]
松屋筆記の巻九十四ー「(四十九)仏法僧鳥」の段の一部分を写している. 書写部分(抄): (冒頭部分)「仏法僧鳥三寶鳥みつたからの…」/赤染衛門集/参天台五台山記八巻/扶桑略記/二荒山千部会縁起/本朝俗諺志三巻/閑田耕筆三巻物部/興清曰関岡野洲良…/閑田耕筆.
林野時報 11巻6号 / 林野庁編集, 昭和38年6月1日印刷. 昭和38年6月15日発行.
p.33-39「鳥声の個体差と地方差/川村多實二(京都大学名誉教授)」所載. 内容項目抄: 1.はしがき / 2.同音反覆型の場合 / 3.異音結合型の場合 / 4.単一歌節型の場合 / 5.異句交唱型の場合/ 6.異歌交唱型の場合.
(津山中学生物研究部機関誌 : 川村多實二氏による講話などの記録冊子) / 津山中学生物研究部, 戦後3年.6月15日.
表紙(目次掲載)にペンで「謹呈 川村先生/津山中学 浜田厚生」とあり. 「戦後3年」とあるのでおそらく昭和23年(1948)の6月に川村氏が故郷の津山を訪れ,近隣で講演や観察会を行ったときの記録. 目次: 巻頭言 / 川村多實二先生随行記 / 勝山に於ける鳥の鳴声 / 心の進化(川村多實二先生講話要旨) / 川村多實二先生の横顔を覗く / 津中生物学研究部の活動 / 編集後記. 講演「心の進化」は3-05-01-02,-11とは別内容.
知目鳥科の鳴声 / 川村多實二 (野鳥; 8巻11号別刷), 昭和16年11月.
台湾で見ることの出来るチメドリ科の鳥とその鳴き声を説明している.本資料の著述前に,川村氏は3回台湾に渡っていると書かれている.
経済人 : HOMOECONOMICUS (14巻1号,昭和35.1) / 関西経済連合会刊, 昭和34年12月31日印刷. 昭和35年1月1日発行.
p.101-104「冬の鳥(上)/川村多實二」所載. カットの作者は不明,ただし続号所載の「冬の鳥(下)/川村多實二」のカットは川村氏によると明記あり. 文中カット9点: ミソザザイ/モズ/メジロ/ヒヨドリ/キビタキ/カケス/アオゲラ/コゲラ/アカゲラ/シジュウカラ.
経済人 : HOMOECONOMICUS (14巻2号,昭和35.2) / 関西経済連合会刊, 昭和35年1月30日印刷. 昭和35年2月1日発行.
p.84-87「冬の鳥(中)/川村多實二」所載. カットの作者は不明,ただし続号所載の「冬の鳥(下)/川村多實二」のカットは川村氏によると明記あり. 文中カット: カササギ/オナガ/ムクドリ/ホオジロ/アトリ/ホオアカ/コカワラヒワ/ヒヨドリ/トラツグミ/コサメビタキ/タヒバリ.
経済人 : HOMOECONOMICUS (17巻5号,昭和38.5), 昭和38年4月30日印刷. 昭和38年5月1日発行.
p.56-60「鳥体の生理/川村多實二」所載. 内容: 1.愛鳥運動の是非 / 2.運動と佇立 / 3.体温 / 4.栄養と排泄 / 5.循環 / 6.呼吸 / 7. 発声.
聞け小鳥の声 : 川村博士の講演要旨, 71才.
雑誌類からの切抜き. 冒頭で「…博士の来冨を報じた…」「…立山苗圃に…」とあることから富山県内での講演か,出典および詳細は不明. 愛鳥を説いた後,鳥の発声機構や鳥の囀り5種類を説明した様子を記録.
著作掲載誌類, 1914
投稿文掲載誌.表紙と掲載部分だけを切り取ったものや抜刷りも含まれる. 「経済人」「淡交」「林野時報」「野鳥」「新世間」「関西自然科学研究会会誌」「第一工業製薬社報」「Academia」「遺伝」など43点.
複雑なる鳥歌数例 / 川村多實二 (動物学雑誌; 53巻2号), 昭和16年.
抜刷か,頁上部見出しに「一般講演要旨」とあり.
資料(「全国/鶯の声/系統説」), 1909-02-02
資料4点を収納. 封筒は「(おそらく昭和)36.1.9」消印の白川書院発川村氏宛贈呈誌「東京と京都」送付に使用したもの.封筒の裏面に「全国/鶯の声/系統説」と墨書. 3点は「ローラ・カナリー」に関する資料.
野鳥 17巻3号(昭和27.5-6) / 日本野鳥の会編集, 昭和27年4月29日印刷. 昭和27年5月1日発行.
p.8-9,39に「外国産の鳥の歌型・囮の引き声/川村多實二」所載. 引用句: 「ぢぢめきの中でより出す瑠璃頬赤」(小泉孤屋).